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Adobe、CS3は「Snow Leopard」を非サポートと表明

次期CSのPowerPC対応打ち切り続き、CS3でSnow Leopardをサポートせず

 

Appleが次期OSMac OS X 10.6 Snow Leopardで、PowerPCをサポートしないことを受け、Adobe Systemsは今月12日に、「Creative Suite(CS)」の次期バージョンでは、PowerPC搭載Macをサポートしないと表明していましたが、Adobeは26日、「Snow Leopard」では、「Photoshop CS3」を含む「Creative Suite 3」の動作をサポートしないことを明らかにしました。

 

AdobeのPhotoshop担当シニアプロダクトマネージャーであるジョン・ナック氏(写真)が自身のブログのなかで明らかにしたもので、CS3以前のバージョンでは、「Snow Leopard」での動作がテストされず、アップデータなどの提供も行う予定は無いということです。

 

同氏は、Macromedia時代のアプリを含むAdobe CS3以前の古いバージョンは、Mac OS X 10.6 Snow Leopardにインストールして動作させることができるものも一部あるだろうとしながらも、これらは数年前のOS環境を基準にして開発され、テストされたものであるため、インストールや安定性、信頼性の面で、解決不能な様々な問題に直面する可能性があると指摘しています。

 

なお、現行バージョンである「Creative Suite 4」は、「Snow Leopard」上で、コンポーネントの動作検証が行われており、FlashパネルやAdobe Drive、Version Cueなどで、いくつかの細かな不具合が起こる可能性はあるものの、次期OSでも最適なパフォーマンスが得られることになるということです。