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「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のベンチマーク

明日(8/28)に発売が迫った「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のベンチマークテストやレビュー記事が多数掲載されはじめています。いくつかピックアップしてみました。

 

Gizmodoによると、「Snow Leopard」と「Leopard」を搭載したマシンで行ったベンチマークテストにおいて、プレビューの大容量画像の表示速度がおよそ2倍高速となり、SafariのJavaScriptパフォーマンスは約40%向上し、Time Machineのバックアップ速度は40%近く速くなったということです。
一方で、HandBrakeのDVDリッピングや、QuickTime 7のCPU占有率、Photoshop CS4のフィルタ速度など、最適化されていないソフトウェアでは処理速度においてほとんど違いは生じなかったとされています。
以下の動画は、新旧OS環境において、プレビューにて大容量の画像6枚を開く時間計測テストの模様。
明らかに、左側の「Snow Leopard」の方が、処理速度が速いことが確認できます。

 

また、Macworld UKによると、「Snow Leopard」と「Leopard」を搭載したマシンで行ったベンチマークテスト16項目のうち、Time Machineのバックアップ速度や、システム終了時間など、8項目は明らかに「Snow Leopard」の方が速くなった一方で、残る8項目のうち、2項目では、明らかに「Leopard」環境の方が高速であったということです。
例えば、動画の圧縮では2%〜4.5%、ZIP圧縮では6.5%〜11%、iPhotoのインポート速度は8%〜21%高速になり、ほかにも、プレビューのPDF書類のスクロール速度や、PagesのWord書類表示の高速化が確認され、SafariのJavaScriptパフォーマンスは平均で33%向上しています。

 

起動時間はほぼ同じで、Photoshop CS4のパフォーマンスにもほとんど差はなかった結果になっています。
「Leopard」環境の方が速かったのは、Finderの重複除外速度と、スリープからの起動(スリープ解除)速度の2項目でした。