中国での発売開始は10月頃か
チャイナ・ユニコム（中国連合通信）は早ければ、今日（2009年8月28日）にもAppleのスマートフォン「iPhone」の販売合意についてアナウンスを行う模様です。
情報筋によれば、Appleとチャイナ・ユニコムの交渉は合意に近づいており、Reutersでは、関係者の話として、チャイナ・ユニコムのスポークスマンが、28日に行われる上半期決算のメディア向け記者会見の場において、「iPhone」について何か発表があるかもしれないと述べたと伝えています。
チャイナ・ユニコムは、世界最大の携帯電話市場において、「iPhone」の独占販売パートナーとなり、Appleに売上の一部を支払うロイヤルティ協定は結ばれない模様です。
また、チャイナ・ユニコムは既に、500万台（14億6千万ドル分）の「iPhone」を購入したようだとも伝えられており、販売価格については、8GBモデルは2,400人民元（3万3,776円）、16GBモデルは4,800人民元（6万7,553円）が予定されているようだとも指摘されていました。
中国版にカスタマイズされた「iPhone」は、中国電波法管轄機関（SRRC）からの5年間に渡る技術ライセンスを少なくとも1件は取得済みであり、デバイス機能のうちWi-Fiが省かれる一方で、GSM方式 (2.5G) とW-CDMA方式（3G）をサポートし、900MHz/1700MHz/1900MHz帯域で動作する中国版仕様のモデルとなるとみられています。
［AI］