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Apple、やはり複数サイズ(10/13/15インチ)のタブレットデバイスを準備か

10インチに加えて、将来的にビッグサイズのタブレット登場か

 

Appleが開発中と噂されているワイヤレス・タブレットコンピュータは、「10インチサイズ」(または「 7〜10インチ」)と表現されることが多いなか、情報筋によると、同社は「10インチ」より大きい、「13インチ」や「15インチ」といった大型スクリーン搭載デバイスの開発も進めているということです。
今までにもたらされた過去の実績からみても「100%信頼できる」とされるこの情報元によれば、そのうちの一つのタブレットデバイスには、「Mac OS X」が実装されていたとされています。

中国の深セン市にある工場において確認されたとされるのは、2種類のタッチスクリーンを搭載した、iPhoneを大きくしたようなアルミニウム製筐体のプロトタイプで、そのうちの1機では「Mac OS X 10.5 Leopard」の動作が確認されたということです。

 

しかし、この目撃されたデバイスが、デモ向けの機器なのか、それとも製品開発用の試作機なのかは不明で、製造メーカーはAppleと繋がりの深い会社だとされる一方で、今までの10インチサイズ開発で噂されて来たFoxconn Electronicsではないとされています。

 

搭載OSに関しては今までにも、「iPhone OS」が搭載されるのか、または「Mac OS X」が搭載可能なのか、または、タブレット用にカスタマイズされた特別仕様のオペレーティング・システムが用意されるのかなど、さまざまな意見が出て来ましたが、これらの大型スクリーンを搭載したデバイスでは、「Mac OS X」がそのまま実装される可能性もあるようです。

 

 

噂によると、iPhone OS(またはMac OSとiPhone OSを融合したハイブリッド版)をベースにした、10インチ(9.7インチ)サイズを搭載したタブレットコンピュータ(仮称としてiTablet/iPad/SmartBookなど)の開発は最終段階に差し掛かっており、復帰したばかりのAppleスティーブ・ジョブズCEOが先頭に立って開発の陣頭指揮を執っているとされています。
この新タブレットマシンの価格は500〜700ドル程度で、2010年第1四半期に発表される可能性が高いとされています。
なお、タブレットデバイスの予想される仕様として、CPUはP.A. Semi製のARM系(Cortex-A9)低電力チップ、ディスプレイは有機ELスクリーン、ワイヤレスとして3G/4G対応モデム内蔵のほかWi-FiとGPS機能、および高度な3Dグラフィックス機能などが搭載され、App StoreのiPhoneアプリが実行可能になると噂されています。

 

さらに、今日もたらされた情報により、将来的に、複数種類または複数サイズの新デバイスが市場投入される可能性が高まりました。
最近、Appleは過去2年間に渡り、4〜12(4/7/9/10/12)インチサイズのスクリーンを大量購入したようだとも指摘されました。

 

Apple製タブレットの噂は、iPhone登場のずっと前から存在するものであり、開発チーム発足当初、「Safari Pad」とも表現されていたこのプロジェクトは、その後iPhoneに路線が変更されたようだとする情報もあります。
また、2000年にはタブレットに関する特許を出願していたとされる、このタブレット・プロジェクトが一時中断したのは、ジョブズ氏が設定した基準が極めて高かったためだと最近報道されました。
これまでの2度に渡るプロジェクトの中止は、バッテリ寿命の問題とメモリ不足の関係によるものだということですが、昨年来のネットブックの台頭により、これらの要因の多くは問題が解決されており、Apple、いや、ジョブズ氏入魂の作品が、まもなく我々の目の前に登場すると期待されます。