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Apple、9/9メディアイベントで「Apple TV」をアップデートか

音楽イベントでiPodと共にアップデート?

 

市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏は1日、Appleのセットトップボックス「Apple TV」について、Apple Online Storeで、40GBモデルの出荷予定が「24時間以内」から「1~2週」に変更されていることから、Appleは来週9日(米国時間)に開催する音楽イベントで、「iPod」ファミリーとともに、「Apple TV」をアップデートする可能性が高まったと指摘しています。

 

マンスター氏によると、2007年3月の登場以来、「Apple TV」40GBモデルの出荷予定に遅れが生じる状況は初めてであることから(日本のApple Online Storeでも出荷予定が1~2週に)、今後、40GBモデルがラインアップから消え、160GBモデルの値下げが行われるとともに、容量がアップした新モデルが登場しそうだとしています。
しかし、今後2年間はハードウェアの刷新は行われないとみられています。
同氏は、「Apple TV」のメジャーアップグレードは、デジタルビデオレコーダ機能やiTunes Storeの定額制・無制限アクセス番組プログラムなどとセットで発表されるはずであり、Appleは、新サービスについて、コンテンツ・プロバイダと交渉中だとみられています。

 

マンスター氏の予想では、Appleは、2011年までにテレビ市場に新規参入し、このApple製テレビには、デジタルビデオレコーダ機能(DVR)や、映画・音楽・ゲーム・インタラクティブTVなどのエンターテイメント・メディアにアクセス可能な機能が搭載され、Mac/iPhone/iPod などの機器とワイヤレスで同期できるようになるだろうとしています。
さらには、iPhoneやiPod touchが、Wiiリモコンのような役割を果たす、ワイヤレス・コントローラとして機能し、ゲームエンターテイメントとして楽しめるようになるとも予想されています。

 

マンスター氏は、Appleのテレビ開発について、ホーム・エンターテイメントをシンプルにできる新たなジャンルのテレビセットを投入することで、低価格化が進むテレビ市場にあっても、Appleのクオリティの高い製品開発とサービスにより、高い価格での販売が可能だと分析しています。