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iPhone向けSNSアプリ「Loopt」がリアルタイムの位置情報更新に対応

マルチタスクではないサーバ間でやりとりする常時接続機能

 

位置情報の共有に対応したモバイル向けソーシャルネットワークサービスとして、WWDC 2008でも発表されたLoopt社のiPhoneアプリ「Loopt」が、アプリを起動していなくても、電波の届くエリア内であればリアルタイムに位置情報をアップデートできるようになります(日本では利用不可)。

 

情報によれば、この機能は、iPhoneのバックグラウンドで動作するのではなく、米国でiPhoneを提供する通信会社AT&Tが、サーバ間でデータをやりとりできる機能(Always-on)として、月額3.99ドルの有料サービス(14日間の試用期間有り)で提供するものであり、先ずは5,000ユーザを対象としたテストが行われます。
また、友人が近くにいればアラートで知らせてくれたり、目的地に着けば知らせてくれたりするなどの便利機能も搭載される予定です。

 

例えば、iPhoneアプリとしての登録が「却下」された「Google Latitude」は、単なるウェブサービスであり、サイトにアクセスしない限り位置情報は更新されません。もっともホーム画面に登録しておけば、1〜2クリックで更新できるので、Tsugawa.Tvチームでは定番アプリになっているのですが。

 

Appleは、「iPhone OS 3.0」の新機能として「Push Notification Service」を加えましたが、バッテリ寿命やプロセッサ負荷などの問題もあり、Palm Preなどのような自由度の高いマルチタスク機能は提供されていません。

 

 


WWDC 2008 -「Loopt」発表