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ソフトバンク、8月の携帯電話純増数で首位奪還=iPhone 3GSが牽引

SBM、僅差ながら2ヶ月ぶりの指定席に=iPhone好調

 

携帯電話事業者各社が9月7日発表した、新規契約から解約を差し引いた8月の契約純増数で、ソフトバンクモバイルがNTTドコモを抜いて再びトップに立ったことが分かりました。
ソフトバンクモバイルは先月、26か月連続でトップを維持していた純増数でNTTドコモに抜かれ、27ヶ月ぶりに首位の座を奪われていました(参考 :7月の契約純増数)。

 

ソフトバンクの8月の純増数は11万5,100件で、一方のドコモは同11万2,900件増となり、わずか2,200件ながらソフトバンクがドコモを上回りました。
以下、先月4位だったKDDIが7万7,800件増で3位にランクアップし、イー・モバイルは6万1,100件増で4位に転落しました。ほかに、PHSのウィルコムは3万900件の純減でした。

 

ただ、 「iPhone 3GS」の品薄状態は依然として続いており、ソフトバンクの孫正義社長も指摘している通り、Appleから端末を充分に確保できていれば、まだまだ契約の純増数を伸ばせたように思えます。
発売開始から2ヶ月以上が経過するなかにあっても、「iPhone 3GS」は、家電量販店を中心に品薄・在庫不足が続いています。

携帯電話加入者数(2009年8月末)
会社名
8月純増数
累計
シェア
NTTドコモ 112,900 55,120,500 50.4%
KDDI 77,800 31,130,400 28.5%
ソフトバンク 115,100 21,208,900 19.4%
イー・モバイル 61,100 1,809,500 1.7%
合計 366,900 109,269,300 100%

また、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)利用件数は、KDDIがプラス8,000件でトップとなり、以下、ソフトバンクがプラス2,000件で、イー・モバイルはマイナス200件、ドコモはマイナス9,800件の転出超となりました。