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第3世代「iPod touch」のカメラ部品にトラブル=発売遅れの可能性も

3rd Touchのカメラに問題?リリース遅れの可能性も

 

9月10日(米国時間9月9日午前10時〜)のプレス向け音楽イベントが間近に迫りつつあるなか、「iPhone OS」を唯一搭載でき、いわば「iPod」ファミリーのメインストリームになりつつある「iPod touch」にトラブルが見つかり、発売に遅れが生じるかもしれないといくつかの海外メディアが報じました。

 

次世代「iPod」ファミリー(touchとnano、ひょっとしたらclassicにも)にカメラが搭載されるのは既成事実とみられており、プロトタイプやいくつものサードパーティ製ケースがすでに、オンラインストアや見本市などに登場しています。

 

信頼できる情報筋から得た情報として、技術的な問題が見つかったとされるのは「iPod touch」のカメラモジュールで、詳細は不明ながらも、生産初期段階の数千ユニットで不具合が発見されたということです。
その後、この不良品はラインから排除されたものの、関連するトラブルが完全に解決されたのかどうかは分かっておらず、発売開始時期の遅れや供給不足の可能性があるといいます。

 

「iPod touch」のカメラは、Appleのスマートフォン「iPhone 3GS」にもCISを供給しているOmniVision Technologiesが供給すると思われ、3.2MピクセルCMOSイメージセンサ(CIS)が搭載されるとみられています。
ただし、「iPod touch」のカメラは、「iPhone」とは異なり、設置位置が背面のコーナー部分ではなく、デバイス中央上部になる予定です。
また、カメラとともにマイクが搭載されるとの情報もあり、ビデオレコーディング(動画撮影)もサポートされるようです(「iPod nano」は静止画のみの見込み)。

 

日本時間10日午前2時からキックオフとなるこのイベントでは、新しい「iPod」シリーズの他にも、「iTunes」のアップデート、「iPhone」向け「着信メロディ」とThe Beatlesの「iTunes Store」からの販売、新音楽フォーマット「Cocktail」、iPhone OS最新版「iPhone OS 3.1」のリリース、、「Apple TV」および「iMac」のアップデートなども発表されると一部で噂されています。

 


iPod touchのプロトタイプ

 


フライングで登場したiPod touchのケース

フライングで登場したiPod touchのケース