9月15日(米国時間)に、Webブラウザ最新版「Google Chrome 3」の安定版を公開したばかりのGoogleですが、Reutersとのインタビューのなかで、Googleプロダクトマネージャー副社長Sundar Pichai氏は、MacおよびLinux対応の正式版公開は、年内になるだろうという見通しを述べたということです。
最新のブラウザ市場シェアによると、「Chrome」のシェアは2.84%となっており、IE(66.97%)、Firefox(22.98%)、Safari(4.07%)に次ぐ、第4位のポジションにつけています。
Googleは、ウェブブラウザのシェアを拡大することで、ウェブベースのオペレーティング・システム戦略を推し進めて、Microsoftの牙城を切り崩したいという思惑があり、Mac/Linux版のリリースにより、市場シェアをさらに拡大させたいとしています。
Windows Vista/XP SP2向けに公開された「Google Chrome 3」では、JavaScriptのパフォーマンスが初期ベータ版に比べ150%以上、「Chrome 2」に比べ25%高速化したほか、新規タブページデザイン、HTML 5サポート強化(ビデオタグなど)、Omniboxの改良などが追加され、テーマのカスタマイズ機能も加えられました(詳細記事)。
Mac向けビルド版は、まだ完全に動作するわけではないですが、JavaScriptのベンチマークで「Safari 4」をしのぐともいわれており、オープンソースプロジェクトChromiumでは、「Google Chrome for Mac and Linux」をデベロッパチャンネルで公開しています。
Mac向けChromeビルド版の動作環境はMac OS X 10.5.6以降で、プライバシー機能や一部機能が使用できません。ダウンロードはこちらから。
随時更新されているMac向け最新ビルド版は、こちらのディレクトリで公開されています。
時期的に見て、Mac対応正式版は「Chrome 3」ではなく「Chrome 4」となりそうです。
なお、Googleは、Mac向けGoogle Chromeのリリース時期をメールで通知するサービスをMacユーザ向けに用意しており、こちらのページで登録が可能です。
Mac 向け Google Chromeは開発段階にあり、できるだけ早くご利用いただけるようにエンジニア チームが鋭意努力しております。
下記にメール アドレスを入力していただければ、リリースの時期をメール(英語)でお知らせいたします。
Appleにとっては、Mac OSで動作するモダンブラウザとして、FirefoxとOperaに次ぐ新たな競合が加わることになります。
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