米ハンドヘルド開発Palmのジョン・ルービンスタインCEOが、このほど開かれた「Engadget Show」の第1回目スペシャルゲストとして登場しました。
ジョン・ルービンスタインCEOは、2007年のPalm入社前には、AppleのiPod部門で上級副社長を務めており、iMacやiPodのハードウェア開発を主導したことで知られ、通称「iPodの父」とも呼ばれていました。
同氏はApple入社前の1990年に、スティーブ・ジョブズ氏がCEOを務めていたNeXTに入社し、RISC workstationの開発を担当しましたが、その後1997年に、ジョブズ氏がAppleのCEOに復帰するとともにAppleへ入社しました。
今回のイベントでルービンスタイン氏は、Apple時代のことやiPod開発に関していくつかのエピソードを披露しており、1997年にAppleへ入社した時を振り返り、「あの当時はAppleは赤字でひどい状況だった」と指摘しながらも、「逆にそれはチャンスだと感じた」と述べて、Appleが革新的なメーカーであることへの可能性を感じ取っていたということです。
また、「iTunes」は、そもそもネット向けのCDディスク書き込みソフトとして開発されたものであり、開発当初はここまでのスケールになることは想像していなかったようです。
「iTunes」の開発が進められ、Appleは次にMP3プレーヤーに着目して、ルービンスタイン氏は最新のテクノロジを求め日本を訪問して、その時に、1.8インチのHDDを発見したということです。つまり、「iPod」開発の源泉は日本にあった訳であり、日本のメーカーにしてみれば、足下の小枝の根元に大きなチャンスが転がっていたことを意味します。
イベントなかでは、「Palm Pre」に続くwebOSベースのストレート型スマートフォン「Pixi」(ホリデーシーズン発売予定)のデモも行われました。
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