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エミネムの音楽出版社がAppleを提訴=iTunes Storeでのロイヤリティめぐり

EminemがまたAppleを訴える

米人気ラッパーのエミネム(Eminem)が所属する音楽出版社Eight Mile Styleと著作権管理会社Martin Affiliatedは、所有する93曲の楽曲が無断でiTunes Storeで販売されたとして、Appleを著作権侵害などでミシガン州デトロイト連邦地裁に提訴しました。

 

Appleは、エミネムが所属するレコードレーベルAftermath Recordsから許可を得ていると主張する一方で、エミネム側は、レーベルはデジタルダウンロード販売を許可する権限を持っていないため、iTunes Storeでの楽曲販売は違法であり著作権侵害に当たるとしています。

 

AP通信によると、iTunesでのダウンロード1曲に対してAftermathには70セント、Eight Mile Styleには9.1セントが支払われているとのこと。
なお、この裁判ではエミネム自身の出廷は予定されていません。

 

エミネムは、2004年にもiPodの広告に無断でヒット曲「Lose Yourself」が使用されたとしてAppleを提訴(2005年に和解)したほか、iTunes Storeでの販売差し止めを求める著作権侵害訴訟などを起こしたことがあります。