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Apple、環境への取り組みをアップデート=詳細データを公開

環境対策の情報公開を拡大

Appleは、環境への取り組みに関するWebサイトをアップデートして、二酸化炭素排出量の削減やリサイクルプログラム、有害な化学物質の排除、エネルギー効率の向上、パッケージの軽量化など、ライフサイクルへの影響に関する詳細な情報を追加掲載しました。

Apple 環境への取り組みを拡大

Appleはこれまで、GreenpeaceやCarbon Disclosure Projectのような環境保護団体から、環境への配慮が不足していると度々批判されて来ましたが、製造過程や製品自体が環境に与える影響についての広範囲にわたる詳細データを公開することで、明確なエコ戦略と企業努力の可視性を高めるとともに、環境対策によって実際にどのくらいの成果が挙っているかを外部にアピールする狙いがあるようです。

 

Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、BusinessWeekとのインタビューのなかで、環境への取り組みについて、同社の取締役メンバーでありノーベル平和賞を受賞したことでも知られるアル・ゴア元副大統領のもとを訪れ、「やるべきことをやって、(Greenpeaceのネガティブ・キャンペーンなどの)中傷合戦に巻き込まれないように」というアドバイスを受けたことを明らかにしています。
また、ティム・クックCOOは「製品をよりクリーンにすることには、真のエンジニアリングが求められる」とし、「それには革新が必要であり、努力を要する任務だ」と述べています。