「Google Latitude」が日本語に最適化
友人の現在位置情報を共有できるGoogleのウェブベース・サービス「Google Latitude」が、日本語に完全対応しました。「iPhone」でも日本語表示がサポートされています。
「Google Latitude」は、携帯端末のGPS/Wi-Fi経由で位置情報を割り出して、Google Maps上に居場所を表示して共有できるウェブベースのサービスで、今年2月に日本を含む27ヶ国でサービスが開始されましたが、地図情報以外の言語が日本語にローカライズされておらず、利用できない機能もありました。
今回、新たに日本語環境をフルサポートしたことで、交通情報の表示/非表示や経路の検索も可能となり、経路検索では、車や電車での移動経路をテキストとマップで連動させて検索・表示ができます（今現在、徒歩の検索は対応していない模様）。
パソコンで使用する場合には、「Latitude」を「iGoogle」のホームページに追加し、iPhone/iPod touchを含む携帯端末で使用する場合には、Webブラウザでgoogle.com/latitudeからログインします（要Googleアカウント/iPhone OS 3.0以降）。
「Google Latitude」は、「Google Voice」同様にApp Storeで却下されて、iPhone専用アプリではなくウェブベースで提供されて（いると、多くの人により信じられて）います。
よって、iPhoneで使用する場合には、AndroidやBlackBerry端末などのように移動とともに位置情報がバックグラウンドでアップデートはされず、サイトにアクセスして手動で情報を更新する必要があります。