MicrosoftがAppleに対抗して、コードネーム「Courier」と呼ばれるタブレットデバイスを開発しているとされるなか、米NYT(電子版)によると、複数の元Apple従業員の話として、Appleは遅くとも2003年にはすでに、IBM製のPowerPCチップを搭載したタブレット端末のプロトタイプを開発していたものの、ハードウェアの価格があまりにも高価なうえ、グラフィックスパフォーマンスやバッテリ寿命も貧弱であったため、製品化されることは無かったということです。
Appleのマルチタッチテクノロジ開発に携わり、いくつかの特許にも名を連ねた元AppleエンジニアのJoshua A. Strickland氏は、当時のタブレット端末は、性能が低いうえに部品代だけで500ドル以上を要し、とても製品化できる状況になかったと述べています。
そもそも、iPhoneに搭載されているAppleのマルチタッチテクノロジは、携帯電話向けに生まれたのではなく、Macintoshハードウェア開発の責任者だったTim Bucher氏が、「Safari Pad」と呼ばれる社内の個人開発プロジェクトとしてスタートさせたものだとされています。
ここに来て、Appleをはじめとする多くのコンピュータメーカーは、キーボードを搭載しない、iPhone/iPod touchを大きくしたようなタッチスクリーンを搭載したタブレットコンピュータの開発を熱心に進めているとされ、今後数ヶ月内に次々と新製品が登場するとみられています。
Appleは2010年初めに、プロセッサにP.A. Semi製低電力チップを採用し、10インチのタッチスクリーンを搭載して、3G(HSDPA)モデムを内蔵したタブレット端末を、700ドル程度で発売するとみられています。
また、このMIDデバイスからは、App Storeへアクセス可能となり、iPhoneアプリやタブレット向けに開発されたアプリケーションを実行可能になると予想されています。
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