TCの電源トラブル共有サイト “Time Capsule Memorial Register”
Appleのサポートフォーラムなどで、Apple製HDD内蔵ワイヤレスベースステーション「
Apple製ワイヤレス・バックアップ・ドライブ「Time Capsule」の不具合は、2008年前半に購入したユーザの間で広く発生しており、今年7月頃からある日突然電源が入らなくなるなどといった故障の報告を耳にし始めました。
つまりは、ほぼ1年半という極めて短い“寿命”が多くのユーザに突きつけられており、「Time Capsule Memorial Register」によれば、今日現在で登録ユーザの平均寿命は、17ヶ月と22日という集計結果(変動値)になっています。
同サイトでは、「Time Capsule」の裏面に記載されているシリアル番号とストレージ容量、国、購入日、故障発生日などを入力して、それらの情報を公開・共有することで、Appleの「サーバグレード」とうたわれるバックアップデバイスの信頼性に対する問題提起としたいとしています。
「Time Capsule」の不具合発生の原因として、デバイス内部のパワーサプライユニット(PSU=電源機器)や、コネクタ、コンデンサまたは内蔵チップに問題があると指摘されていますが、この電源回路は交換し辛い仕様になっているため、自力でも他力でもデバイスの故障自体を修復するのは困難なことが多いようです。
Appleは、AppleCare(無償保証)の保証期間内であっても、データ損失には対応しないという方針であり、さらに、ユーザが内蔵ハードドライブを検証するためにデバイスを開くと完全に保証対象外となります。
保証期間内であれ、期間外であれ、問題を抱えているユーザは一度、AppleのサポートまたはApple Storeへ(このような事例が多く発生しているようだと)相談することをお勧めします。
また、Mac向け修理サービス「
なお、有償の修理になる場合は、新規に購入した方が安い場合が多いと思います。
Appleは以前、「
また、同社はこれまでのところ、今回の「