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Apple、「iPhone 3GS」で“Jailbreak”対策=FWリビジョンを変更

BootROM改訂版iPhoneを出荷

AppleはiPhoneのJailbreak対策として、ブートROMバージョンをiBoot-359.3.2に改訂して、脱獄に使用されてきたコードネーム「24kpwn」の脆弱性を修正した「iPhone 3GS」の出荷を開始したようです(via MacRumors)。

iPhone 3GSでブートROMを修正=Jailbreak対策

Dev Teamによると、iPhoneの同一モデルにおけるBoot ROMのアップデートは初めての措置だということです。
iPhone/iPod touchをJailbreak(ジェイルブレイク)することで、App Storeで配布されていない非正規アプリを使用したり、または、Appleによって認められていない機能を利用できるようになったりします。
モバイル向け広告およびWeb解析企業のPinch Mediaの最新調査によると、同社広告ネットワークで確認されただけでも約400万台の端末がJailbreakされた状態にあるという結果が出ています。
つまり発売された端末のうち10台に1台以上は“Jailbroken”の状態であり、さらに、そのうちの38%にあたる約150万台では、アプリの海賊版が使用されているということです。さらに、少なく見積もっても、アプリケーションの総インストールの約3分の1が海賊版であるとされています。