世界的な品薄が悪影響か=700万台に届かず?
Appleの2009年第4四半期(7〜9月期)業績発表が10月19日に迫るなか、同社スマートフォン「iPhone」の出荷台数をめぐり、いくつかの憶測が駆け巡っています。
Piper JaffrayのGene Munster氏は、「
一方、Oppenheimer & Co. のYair Reiner氏は、需要をフォローするだけの十分な供給ができなかったことが影響して、当期の出荷台数を600万台程度だとみており、逆に、CitibankのRichard Gardner氏は最大で805万台の端末が出荷されたと見積もっています。
日本でも家電量販店を中心に、9月中頃まで慢性的な品薄状態が続いたため、当初の見込みより出荷台数が伸び悩んだとしても驚くには値しません。
しかしながら、年末商戦に向けて、力強い需要と供給体制の整備が期待でき、さらに、販売キャリアの拡張などにより、例え9月期の出荷台数が予想を下回ったとしても充分に穴埋めが期待できそうです。
また、同四半期のMacコンピュータについては、270〜290万台程度の出荷が見込まれています。