“隠れ機能”がバレて却下
Appleは17日(米国時間)、ElgatoのiPhoneアプリ「EyeTV」の機能に問題があったとして、App Storeでのアプリ配信の承認を取り消して同ストアから削除しました。
このアプリは、3G電話回線を使ったTV映像のストリーミングを可能にするイースターエッグが含まれており、AppleはAT&Tとの協定のなかで、Wi-Fi環境以外でのモバイルデバイスのTV信号に制限をかけると定めており、早速アプリ承認の取消を行ったようです。
同アプリは公開後しばらくの間注目されていませんでしたが、昨日になってライブビデオストリーミングの隠れ機能が存在することが明らかになり、一躍注目を浴びることになりました。
Elgatoは、問題となった機能はあくまでテストコードであり、App Storeにサブミットする前に削除するのを忘れたと主張し、すでにこのコードを取り除いたアプリをAppleに提出済みだとする声明を発表しました。