“驚くような”モバイルアプリを用意
米MozillaのCEOを務めるJohn Lilly氏は17日(米国時間)、カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ ビジネスで開催されたデジタルメディアの年次会議「Play Conference」において、Mozillaは今後数週間以内に、「“あっ”と言わせるようなiPhoneアプリをApp Storeで公開する予定だ」と述べました。
Lilly氏は同アプリの詳細については語らなかったものの、Mozillaのモバイル担当副社長であるJay Sullivan氏を交えた談笑のなかで、オンライン同期機能「Mozilla Weave」や「スマートロケーションバー (Awesome Bar)」に関連したアプリであることをほのめかしたということです。
これが事実だとすれば、ブックマークや閲覧履歴の同期、パスワード管理機能や検索がスムーズに行える機能が盛り込まれるようであり、さらには、それらを搭載したモバイル版Webブラウザ(Fennec)が最終的に登場する可能性も否定できません。
もっとユーザを驚かすのであれば、Adobe Flashをサポートした「Fennec」をリリースするというサプライズも(ありえませんが)空想されます。
しかし、Appleはこれまで、iPhoneのコア機能と重複するアプリを却下する姿勢をみせていることから、WebKit以外をベースにしウェブブラウザを承認する可能性は低く、また、オンラインサービス「Weave」もAppleの有料インターネットサービス「