MSの時価総額に追いつく勢い
3月9日(米国現地時間)マーケット開始前に、TheStreet.comがApple株を売るべき時期に来たとする記事を掲載したのをあざ笑うかのように、同日のナスダック市場でのApple株は一時225ドルの同社史上最高値をつけ、終値223.02ドルで引けた(前日の終値より+3.94ドル/+1.80%)。その後、時間外でも値を上げている模様だ。
Apple株価アップの要因は、ずばり「iPad」にあり、同端末発売の噂が出始めた時期と株価上昇の時期がほぼ同じである。また、発売日がフィックスしたことで、ここのところ連日のように高値を更新する勢いだ。
同日の株価上昇を受け、Appleの株式時価総額は同社史上初めて2,000億ドルを越えることにもなった。
ライバルMicrosoftの時価総額は約2,530億ドルであり、ここ数年の両社の勢いの違いから見て、AppleがMS超えを実現する日もそう遠く無いのかもしれない。