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米電子フロンティア財団、iPhone開発者との契約書を公開してAppleを批判

「iPhoneアプリデベロッパは契約条件改善を求めよ」

Electronic Frontier Foundation(EFF=電子フロンティア財団)は9日、AppleがiPhoneのアプリケーション開発者と交わしているライセンス契約書を公開して、Appleサイドに一方的に有利な契約内容となっているとしてAppleを批判した。

 

EFFがWeb上に公開[PDF]したのは2010年1月付けの最新の契約書(iPhone Developer Program License Agreement)で、デベロッパに義務づけられている秘密保持(NDA)や、iPhone OSや同SDKの技術や構造分析の禁止、App Store以外でのアプリ販売禁止、Appleの賠償はわずか50ドル以下であること、Appleによる一方的なアプリ承認の取消や無効化の権限などを挙げて、Appleが真に業界のリーダーを目指すのであれば、もっと革新的で競争を助長するオープンな環境が必要であり、iPhoneユーザもそういう姿勢を支持するだろうとしている。