5月28日にアップル直営店やソフトバンクショップなどで発売開始となり、メディアにも多く取り上げられた、Appleの新型情報端末「iPad」だが、発売当日の夕方の時点で、ソールドアウトになった店舗はごくわずかであり、発売翌29日時点でも「在庫有り」の状況が各所で確認されている。
アップルストア銀座店では1200人以上、ソフトバンク表参道では300人以上が並んだとされ、メディアの数も双方合わせ数百人が殺到した。
しかしながら、取り扱い店舗がアップルストアやソフトバンクショップ直営店、大手家電量販店の一部に限定され、さらには、イニシャル在庫数がまったく不明だったため、一般ユーザにとっての入手ハードルの高さと、Appleの秘密主義が招いた、いわば「演出された行列」だともいえる。
昨日の夕方時点で、完全に「在庫ゼロ」になった量販店はほとんどなく、29日の午前中でも「Wi-Fi + 3G」モデルを中心に「在庫有り」の状況が確認された(ヨドバシアキバなど)。
なお、3G機能を使用するには、3Gデータサービスへの加入が別途必要となるので注意が必要だ。