2010年第4四半期 – 売上高が過去最高の見通し
市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏は16日（米国時間）、Appleの2010年第4四半期（9月期）の業績について、米国外でのMac販売数が好調であることを挙げ、売上高が市場アナリスト平均予想の前期比6%増を大きく超える15%増の180億ドルと予測した。
市場調査会社NPDのデータによると、米国内の7月のMac販売台数は前年同期比15%増であり、米国市場以外の売上はさらに成長しているという。9月期見通しとして、前年同期比18〜24%増の360〜380万台のMac出荷が予想されている。
ちなみに、6月期には347万台のMacが出荷されており、四半期の出荷台数としてはこれが過去最高の数だ。
一方で、同四半期のiPodの出荷台数については、前年同期比で7%減〜3%増の950〜1,050万台と予測されている（コンセンサス予想は1%減の1,000万台）。
マンスター氏は、「9月に発売が予想されるiPodのニューモデルのインパクトを予測するのは難しい」と述べている。