iOS 4.1 ソフトウェアアップデートの詳細
「iPhone」向けモバイルオペレーティングシステムの次期ソフトウェアアップデートとなる「iOS 4.1」では、「iPhone 4」の近接センサーやBluetoothに関する不具合をはじめ、数多くの問題点が修正されるようだ。
ただし、今月初めにデバロッパ向けに配布された「iOS 4.1」の最新ベータ版(beta 3)には、メモリリークなどの深刻な不具合が確認されており、正式版の公開には今しばらく時間がかかりそうだという(via AI)
「iOS 4.1」では、アプリから連絡先サムネイル画像にアクセスできるAPIが新たに実装されるほか、内蔵辞書による「スペルチェック機能」のオン・オフが可能となる。
また、メールアドレス経由でのFaceTimeビデオ通話、カメラ撮影時のインターフェース修正などのほか、開発者向けにアプリレベルでのフォント制御機能や画像の新しい保存方法などが提供される。
また、「iOS 4.1」リリースと同時にローンチされる予定のソーシャルゲームサービス「Game Center」には、アクセス制限機能が実装されるようだ。
なお、近接センサーに関する不具合は、「iPhone 4」の出荷当初から指摘され、Appleもこの問題を認めていたが、「iOS 4.0.1」および「4.0.2」では修正されなかった。
ほかにも、「iPhone 4」には、持ち方によって電波の強度が弱まる(アンテナの数が減る)問題が確認されているが、Appleはケースを無償提供することで事態の収拾を図っている(iPhone 4ケース提供プログラムアプリ