「iPad以外にもいくつかの選択肢を」
米家電小売大手Best Buyは、今年のホリデーシーズンの目玉として、Appleの「iPad」をはじめ、今後続々と発売が予定されているAndroid搭載機など、「タブレットデバイス」にフォーカスを当てる予定であることを明らかにした。
Best Buyのモバイル機器担当トップであるShawn Score氏がForbesに語ったところによれば、顧客にいくつかの選択肢を与えるために、異なるプラットフォームを採用した複数のブランドがラインアップされるという。
同氏は「もし私がAndroidケータイを持っていたならAndroid搭載タブレットを選ぶでしょうし、BlackBerryを使っているならBlackBerry OS搭載機(BlackPad)を選びたくなるでしょう」と述べている。
OSとしては、Appleの「iOS」をはじめ、Google「Android」や「Chrome OS」、MSの「Windows 7」、Palmの「WebOS」などがあり、また、メーカーとしては、RIM(BlackPad)、Samsung(Galaxy Tab)、Dell(Streak)、HP(Slate)、ASUS(Eee Pad)、LG Electronics(Optimus)、AcerVelocity Micro(Cruz Tablet)など、いくつもの候補を挙げることができる。
さらに、Best BuyはハウスブランドであるRocketfishにおいても、Android搭載端末を開発中と噂されており、クリスマス商戦のラインアップに加えられるとみられている。
タブレット端末マーケットは、今年4月に発売されたAppleの「iPad」が爆発的に売れたことで、既存の電子書籍リーダーやネットブックに代わるカテゴリとして一気に注目されることになった。