iPhoneカメラ向けの新たな内蔵センサー
Appleinsiderによると、Appleは「Video Acquisition with Processing Based on Ancillary Data」という、モバイル向けのビデオ・写真撮影処理に関する特許を今年5月に出願したようだ。
この新技術は、ビデオや写真撮影時に、明るさや温度、動作などの補助的な要素を感知するセンサーに関するもので、iPhoneやiPod touchのようなモバイルデバイスへの搭載が見込まれている。
新たなイメージセンサーでは、感知したいくつかのデータを総合的に処理することが可能となり、アマチュアでもハイクオリティな作品を撮影することができるという。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、「iPhone 4」発表の基調講演のなかで、スマートフォンに求められるのは画素数よりも、いかに限られた機能の中で、暗い場所などの環境において、きれいな写真を簡単に撮影できるかがポイントだと述べていた。
「iPhone 4」には、裏面照射型センサーが搭載されており、十分な明るさがない場所でも鮮明な映像が撮影できるとされている。
なお、「iPhone 4」で撮影されたフォトギャラリーがAppleのウェブサイトに掲載されている。