The Wall Street Journalによると、マイクロソフトの共同創業者であるポール・アレン氏が経営する特許管理会社Interval Licensing LLCは27日(米国時間)、同社が保有する4つのWebテクノロジに関する特許を侵害したとして、Appleや Googleなど11社を提訴したとのことだ。
今回のInterval Licensing社による特許訴訟では、アレン氏が90年代に立ち上げ、現在は存在しないベンチャー企業Interval Researchから引き継いだ、12年前に取得したという電子商取引とWeb検索技術に関する特許を侵害されたとされる。AppleとGoogleのほかにも、Facebook、eBay、AOL、Netflix、Office Depot、OfficeMax、Staples、Yahoo、YouTubeの名が挙げられているが、Microsoftのほか、アレン氏の活動拠点であるシアトルの企業、例えばAmazon.comなどの名は挙がっていない。
アレン氏は大資産家として知られているが、「新技術への投資を保護するためにも、今回の訴訟は必要なものだった」とコメントしている。