スペインのセキュリティ企業WintercoreのRuben Santamarta氏によると、Appleのマルチメディア再生ソフト「QuickTime」Windows版において、リモートで任意のコードを実行される脆弱性が見つかったという。
同プラグインをインストールしているInternet Explorer(IE)では、細工したWebページを単に閲覧しただけで攻撃を受ける可能性がある。Appleは、最新版「QuickTime 7.6.7」を8月11日にリリースしたが問題は解決していない。
影響を受けるのは、「QuickTime 6」以降をインストールしているWindows XP/Vista/7 で、Appleからは今現在、まだ修正パッチが公開されていない。
Santamarta氏の指摘によれば、取り除かれるべき不要なファンクション「_Marshaled_pUnk」が残っており、Appleの開発者が単に消し忘れただけのようだ。しかしながら、この不要なパラメーターが2001年からほぼ10年間もずっと存在し、さらに、最新版でも問題のコードが完全に除去されていないというから驚きだ。
また、DEP(データ実行防止)やASLR(アドレス空間配置のランダム化)といった、Windowsのセキュリティ機能も、ROP(return oriented programming)という手法でセキュリティホールを突かれてPCを乗っ取られる可能があるという。
Windowsユーザは、Appleから修正パッチがリリースされるまで、「QuickTime」をアンインストールしておいた方がいいだろう。2001年より前のバージョンを入れているなら別だが。
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