マルチタッチ操作対応やコラボ機能などが特徴
Macプラットフォームにネイティブ対応した「AutoCAD for Mac」の正式発表に併せて、気になる
「AutoCAD WS」はAutodeskのラボチームProject Butterflyにより開発されており、無料にてApp Storeより配信され、日本を含む全世界でダウンロードが可能となる。しかしながら、デスクトップ版「AutoCAD for Mac」は、今のところ北米と欧州でのみ発売予定となっており、日本語版の発売は未定だ。いずれのアプリケーションも詳細なリリース日は未定で、現段階では秋の初め頃に公開予定とアナウンスされている。
「AutoCAD WS」は、Appleのモバイルデバイス群「
もちろん、ジェスチャコントロールなどの直感的な操作性に対応し、オブジェクトの移動・回転・調整などの作業を正確かつ迅速に進めることが可能となる。また、シェイプ描画、テキスト注釈、距離の測定なども対応しており、これらの編集作業はオンラインのパーソナル・ワークスペースに保存され、ほかのユーザともリアルタイムにデータをコラボできるようになる。
Webブラウザで作業ができるブラウザ・バージョンは、Adobe Flashのテクノロジを使用しているが、「iPad/iPhone/iPod touch」はFlash自体をサポートしていないため、別の技術が搭載されていると思われる。
編集やコラボが可能なWebブラウザ版
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