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Apple、「iLife ’11」を発表

Apple純正マルチメディアスイートの最新版がついに登場

Appleは10月20日(米国時間)、「Back to the Mac」イベントにおいて、「iLife」の新バージョン「iLife ’11」を発表した。
iLife ’09」以来のメジャーアップデートであり、今後発売されるすべてのMacコンピュータには、この新バージョンが標準でプリインストールされる。なお、アップグレード版の価格は49ドル(4,800円)で、同日よりApple Storeなどで販売が開始されている。

iLife '11

iPhoto ’11」は、「人々」「撮影地」「イベント」を表示できる新しいフルスクリーンモード、Facebookとの連携、メール送信、新しいスライドショーのテンプレート、フォトブック作成・共有およびレタープレスカードサービスなどの新機能が追加・強化された。

 

iMovie ’11」では、新たなツールが追加されるとともに、ワンステップで操作できるシンプル性の向上およびオーディオ編集・エフェクト機能などが強化されたほか、ホームビデオを簡単に予告編ムービーにして公開する機能なども追加され、新しいPeople Finder(ピープルファインダー)では人物を検出可能になった。また、ホームビデオを本格的なニュース番組やスポーツ番組のように見せられる新しいテーマも追加されている。

 

また、「GarageBand ’11」では、タイミングのずれを修正するFlex Tme、各トラックののリズムをシンクさせるグルーブマッチングなどの新機能のほか、新しいギターアンプおよびエフェクト、新しいギター・ピアノレッスン、練習の成果をトラッキングできる「How did I play?」機能などが追加されている。

なお、2010年10月1日から2010年10月19日の間にUp-To-Dateプログラム対象の新しいMacコンピュータまたはApple認定の整備済コンピュータをApple Online Storeで購入し、製品にiLife ’11が同梱されていなかったユーザには、680円(税込み)でiLife ’11へアップグレードできる。
また、Mac5台分のライセンスを含む「iLife ’11」ファミリーパックは7,800円、「iLife ’11」、「iWork」、「Mac OS X v10.6 Snow Leopard」を含む「Mac Box Set」は12,800円にてそれぞれ販売されている。

 

Appleのスティーブ・ジョブズCEOは

iLifeは『デジタルライフ』のための世界で最高の統合アプリケーションとして広く認知されていますが、それがiLife ’11でさらに素晴らしいものになりました。新しいiLifeでは、フォトブックやレタープレス(活版印刷)カードの作成、驚くような予告編ムービーをホームビデオを素材に作ってオンラインで公開、バンドサウンドのブラッシュアップ、ピアノやギターの独習といったことが、これまでよりいっそう簡単にできるようになりました

とコメントしている。