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Apple、ストレージにフラッシュを採用した新「MacBook Air」発表=11.6インチモデルも追加で、88,800円〜

MacBookとiPadの融合=新しいノートブックのカタチ

Appleは10月20日(米国時間)、「Back to the Mac」イベントにおいて、次世代ノートブックに位置づけされる初めての製品として、フラッシュストレージを搭載するまったく新しい「MacBook Air」を発表した。価格は88,800円からで、同日よりApple Storeにて発売が開始されている。

新「MacBook Air」


この新しい「MacBook Air」は、ストレージとしてケースが取り除かれたフラッシュチップのみが使用されているのが最大の特徴で、この新仕様により約90パーセントのスペースが解放されるとともに、通常のハードドライブの2倍の速さでデータにアクセス可能となったほか、インスタントオンの起動の速さを実現している。また、より大きなサイズのバッテリーが搭載可能となり、スタンバイ時間は最大30日間、1回の充電で11.6インチモデルは最大5時間、13.3インチモデルは最大7時間駆動する。
また、最も薄い部分の厚さはわずか0.3cm、最も厚い部分でも1.7cmという薄さであり、従来通りにフルサイズキーボードを備えている。

Appleのスティーブ・ジョブズCEOは

MacBook Airは、機械的に駆動するストレージを取り去り、ソリッドステートのフラッシュストレージを採用した新しい次元のノートブックの最初のモデルです。フラッシュストレージ、インスタントオン、驚異的なバッテリー待機時間、小型化による軽量構造といった、私たちがiPadで学んだ技術を惜しみなく投入して作ったのが新しいMacBook Airです。驚くほどの反応の速さと高い機動性はノートブックに対する私たちの概念を変えてしまうでしょう

とコメントしている。

 

価格は11.6インチの64GBモデル(1.4GHz Intel Core 2 Duo / 2GBメモリ)が88,800円、同128GBモデルが108,800円となっており、13.3インチの128GBモデル(1.86GHz Intel Core 2 Duo / 2GBメモリ)が118,800円、同256GBモデルが148,800円となっている。なお、今日現在で、Appleオンラインストアでの出荷予定は2営業日だ。

11.6インチモデルの主な仕様として、ディスプレイは解像度1,366 x 768・アスペクト比16:9(LEDバックライト搭載)、グラフィックスはNvidia GeForce 320M、メモリは最大4GB、サイズはH 0.3〜1.7 cm x W 29.95 cm x D 19.2 cm、重量は1.06 kgなどとなっている。
13.3インチモデルの主な仕様として、ディスプレイは解像度1,440 x 900・アスペクト比16:10(LEDバックライト搭載)、グラフィックスはNvidia GeForce 320M、メモリは最大4GB、サイズはH 0.3〜1.7 cm x W 32.5 cm x D 22.7 cm、重量は1.32 kgなどとなっている。
また、インターフェースとして、FaceTimeカメラ、Mini DisplayPort出力ポート、USB 2.0ポート2基、AirMac Extreme Wi-Fi(IEEE 802.11n規格準拠)、Bluetooth 2.1 + EDR(Enhanced Data Rate)などを搭載している。

そのほかにも、高精度な加工を施したアルミニウムのユニボディ筐体、iPhone 4のカメラよりも薄いFaceTimeカメラ、さらに多くのジェスチャーが使えるようなったガラス製トラックパッドなどが搭載されており、同日発表されたばかりの「iLife ’11」が標準で付属する。