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欧州でスマートフォン充電器の共通化=2011年前半に実現へ

欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)が推進していた携帯電話の充電器共通化について、2011年前半にも対応製品が発売される見通しであることが分かった。
インターフェースとして「Micro USB」の採用がすでに決まっており、欧州で販売されるほとんどのスマートフォンがサポートされることになる。

 

規格統一の対象となるのは主にスマートフォンとなり、ユニバーサル充電器導入のメリットとして、機種ごとに規格の異なるバッテリを排除することで、ユーザ側の利便性が高まり、さらに、バッテリ自体の数を減らすことで環境問題にも取り組め企業側にもメリットがあるとしている。

 

今回のバッテリ標準化に参加するのは、Apple、Nokia、Research in Motion(RIM)、Samsung、Sony Ericsson、Motorola、LGなど13社。
すでに多くのスマートフォンがMicro USB端子を採用するなか、Appleが販売する「iPhone」のI/O端子は、30ピンDockコネクタを搭載している。Appleが今後もインターフェースを変更せず、Micro USB対応コンバータなどで対応するのか、または規格に合わせて再設計するのかは今のところ不明だ。