Appleは2011年5月4日(米国時間)、iPhone/iPad/iPod touch向け最新アップデート「iOS 4.3.3」をリリースした。
iOS 4で問題となっていたユーザの位置情報追跡のバグを修正する。
Appleは位置情報の取り扱いをめぐって、携帯電話基地局とWi-Fiホットスポットの位置データを収集・利用していたと弁明していた。
今回のアップデータにより、これまで大量に保存されていたキャッシュサイズは縮小され、保存期間は短縮される。
位置情報サービスが無効になっている場合は、キャッシュは完全に削除され、iTunesへのキャッシュのバックアップも停止される。また、iPhone上でのキャッシュは暗号化されることになる。
ユーザの位置情報の追跡については、Googleの開発するAndroidでも同様の問題が指摘されている。