最新の世界ブランド価値ランキングで、昨年3位だったAppleがここ最近4年連続1位のGoogleを抜いて首位になった。要因としては、業績を押し上げたスマートフォンiPhoneやタブレット型端末iPadの存在が挙げられる。
ブランド調査会社Millward Brownによる年次ランキング(2011 BrandZ)によると、Appleのブランド価値は昨年比84%増の1530億ドルと大きく飛躍し、Googleの同2%減の1115億ドルを大きく超えた。
Appleは調査が始まった2006年と比較すると、ブランド価値が959%も上昇したことになる。
Appleのライバルに絞ってみてみると、マイクロソフトは5位、Amazonは14位、HPは18位、RIMは25位、サムスン電子は67位、ノキアは81位だった。
ほかに、注目企業として、Facebookが35位、Intelが58位に入っており、また、日本のトヨタ自動車が27位、NTTドコモが48位、ソニーが85位にランクインしている。
なお、このブランド価値番付は、単なる企業業績だけでなく、消費者の意識調査も加味されている。