Microsoftは2011年5月9日(米国時間)、クラウドプラットフォーム「Windows Azure」対応のモバイルアプリ開発キット「Windows Azure Toolkits for Devices」の“iOS版”「Windows Azure Toolkit for iOS (v1.0)」を発表した。
また、Windows Phone向け「Windows Azure Toolkit for Windows Phone (v1.2)」が2週間以内に公開予定だ。
さらに、Android向け「Windows Azure Toolkit for Android」は、プロトタイプのプレビュー版(Prototype Preview)が公開され、正式版は2011年夏頃にリリースされる予定となっている。
デベロッパは、Windows Azure Toolkitを使うことで、各種モバイルプラットフォーム向け開発作業で効率化が図れる。また、OSごとに最適なコード記述がプログラムされるので、各デバイスの性能を最大限に引き出せる。
iOS版ツールキットは、コードライブラリやサンプル、ドキュメント、“Cloud Ready”パッケージなどで構成されており、Microsoftの特殊ツールに初めて触れるデベロッパでもすぐに開発が進められるようになっている。