トレンドマイクロは11日、同社主力製品ウイルスバスターの「Android版」発表に際して、GoogleのAndroid OSに感染する不正プログラム登録数が、AppleのiOSに感染する数の25倍以上だったことを明らかにした。
この統計は、2011年3月末時点でのスマートフォンに感染したトレンドマイクロによるパターンファイル登録数を比較したもので、同社は「Androidはユーザが多様なWebサイトからファイルをダウンロードできる特性から、不正プログラムの脅威が伴う」とユーザに注意を促している。
「ウイルスバスター モバイル for Android」は同日よりベータ版が無償公開されており、トレンドマイクロのウェブサイトまたはAndroidマーケットからダウンロードできる。
対応OSはAndroid OS 2.1+/3.0で、対応キャリアはNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIとなっている。