Appleは2012年第2〜3四半期(4〜9月)にも、開発中とされる高精細テレビ「iTV」を市場投入するようだと台湾DIGITIMESが報じている。業界筋によると、Appleのメインサプライヤーは、2012年第1四半期にも「iTV」向け部品提供の準備に取り組み始めるとされる。
「iTV」はAppleが2006年に発表したセットトップボックス「Apple TV」とは異なり、フル・テレビ仕様で、すでにサムスン電子が今年11月に半導体の製造を開始しており、パネル製造は日本のシャープが請け負うとみられるという。パネルサイズは先ず、32インチと37インチがラインアップされる見込み。
一方で、Appleは2012年も引き続き「Apple TV」の新製品開発を継続するとみられる。
「iTV」をめぐっては、Kinectのような3次元入力コントローラの採用や音声認識機能「Siri」のサポート、クラウドサービス「iCloud」との連携などが噂されてきた。また、パネルにはシャープ製のアモルファスTFT液晶が搭載されると報じられた。