Appleは次世代iOSデバイスにおいて、シャープが開発して同社の次世代「ガラパゴス」に搭載予定の「IGZO」パネルを採用するようだとDIGITIMESが報じた。
先月からいくつかのメディアが報じてきた「IGZO」採用だが、従来のシリコンに比べてデバイスの薄型化や高精細化が可能となり、消費電力の効率化も期待できる。また、光透過率が高いため、LEDバックライトシステムをシングルからデュアル構造にする必要が無くなるとも指摘されている。
「IGZO」はインジウムやガリウム、亜鉛から構成される酸化物のことで、米投資銀行Jeffriesは先月、この新技術採用のパネル解像度は330ppiに達しており、Retinaディスプレイ(326ppi)と同レベルのピクセル密度を実現すると報じた。
また、The Wall Street Journalも先月、Appleは安定供給を確保するためにシャープのパネル製造設備に5〜10億ドルを投資しており、開発中と噂されている自社ブランドテレビ「iTV」の生産もシャープが受注したようだと報じている。
シャープは採算が悪化するテレビ事業からタブレットやスマホ向け中小型液晶へのシフトを加速しており、Appleはシャープを支援することで相場よりも安価で高性能なパネルを入手可能だ。
Appleは次期「iPad 3」や「iPhone 5」でシャープの新技術を採用する可能性が高いとみられ、パネルは日本の亀山第2工場で生産されているとも指摘されている。
なお、シャープはすでに、現行iPhone向けにパネルを供給しているとみられる。
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