LenovoとMotorola Mobilityが“Atom Z2460”搭載スマホ投入へ
Intelのポール・オッテリーニ氏がCES 2012の基調講演に登場。スマートフォンおよびタブレット向けSoC「Medfield」(開発コードネーム)に関していくつか重大な発表を行った。
まずは32nm世代「Atom Z2460」(1.60Ghz)搭載のスマートフォンが中国・Lenovoから2012年第2四半期に発売される予定だ。「K800」と呼ばれる初のMedfield採用スマートフォンは、4.5インチのディスプレイを搭載したAndroid端末。Lenovoはタブレット端末「IdeaTab K2110」にもMedfieldを採用する予定だ。
また、IntelはGoogle傘下の米Motorola Mobilityと、スマートフォンやタブレット向けに「Atom」を複数年に渡り提供する契約を結んだことを発表。Motorola製のAndroid端末は今年後半にも登場する予定である(プレスリリース)。
IntelはLenovo端末以外にもAtom Z2460採用の4.03インチ端末をプレビューしており、1秒に15枚の高速連写可能な800万画素カメラ搭載や1080pのHDMI出力サポート、6時間のHDビデオ再生、45時間の音楽再生、14日間の待ち受け時間が可能だとされる。
LG電子がMedfield端末の第一号を発表するのではという噂もあったが、意外にもLenovoからの発表となった。