Appleは現地時間19日にニューヨーク市で開催するメディア向けイベントにおいて、インタラクティブな教科書など教育関連コンテンツを手軽に発行可能な新しい制作ツールを発表するようだと、米Bloomberg電子版が報じている。
Bloombergの情報筋によると、グラフやビデオ入りのリッチな電子書籍発行を簡単に行うソフトウェアがアナウンスされる見込みであり、EPUB 3形式のサポートも加わりそうだ。
Appleは幼稚園から小中高生までの教育分野にフォーカスを当てるとみられており、iPad向け電子教科書を含むインタラクティブな教育教材を提案して、コスト削減や教材の圧縮を訴えることにより、年間100億ドルともいわれる教科書業界に踏み込むとしている。
イベントはインターネット・ソフトウェアおよびサービス担当トップのエディー・キュー上級副社長がホスト役を務めるようだ。