企業向けモバイルプラットフォーム開発の米Good Technologyによると、2011年第4四半期(10〜12月期)に同社サービスを利用した2,000以上の企業を対象とした調査において、携帯端末のアクティベーション数でタブレット端末の94%が「iPad」であり、スマートフォンの65%が「iPhone」だったという。
アクティベート上位10機種のなかでiOS端末がトップ5を独占しており、iOS端末が全体に占める割合は昨年同期比で6ポイント増の71%に達した。特に、iPhone 4S登場以降は最新iPhoneの利用率が非常に高くなっており、同四半期の全体に占める割合は31%となっている。
Good Technologyによると、iPadの需要は金融や製薬会社などの専門サービスで高く、次期iPad 3が登場すれば最新モデルへの移行が進むだろうと予想している。
また、Android端末については、リーダーとなるメーカーが明確になっていないと指摘される一方で、4G LTE対応モデルのアクティベーション数が伸びており、企業によるBYOD(Bring Your Own Device)の取り組みが進めばシェアはさらに拡大するだろうとみられている。