Appleは3月の第一週にも次世代タブレットデバイスを披露するようだと複数の米大手メディアが報じるなか、クパチーノ本部は発表イベントのデモンストレーションやテレビコマーシャルで使用するアプリの準備に勤しんでいるようだ。
The Next Webの情報筋によると、Appleは新たにフィーチャーが見込まれる高解像度「Retinaディスプレイ」や、より高速になるとみられるグラフィックス性能をアピールするために、イベントデモ用にユーザの心を惹きつけるような複数のアプリ開発を進めているとされる。
いくつかのアプリは「iPad 3」向けのテレビコマーシャルにも利用される見込みで、Think differentなども手がけた広告代理店TBWA/Chiat/Dayと協力して制作が進められており、すでに制作プロセスの終盤を迎えつつあるという。
「iPad 3」はCPU/GPU処理速度ならびにパネル解像度向上のほかにも、新しいカメラセンサー搭載やLTEへの対応が見込まれ、デバイスの内部構造が再設計されることで、より広いバッテリ用スペースの確保が可能となって、結果的に駆動時間が大幅に伸びるとみられている。なお、外観的なデザイン要素に大きな変更は施されない見通しだ。