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Appleティム・クックCEO、Foxconn会長と会談=中国工場の拡張を協議か

中国・新華社通信によると、Appleのティム・クックCEOとFoxconnの郭台銘(Terry Gou)会長は2月13日、中国における生産工場拡大を話し合うために、中国・河南省トップを加えた3者協議を行ったという(Bloomberg)。

 

iOS端末やMacノートを生産するFoxconnの工場は中国国内に4箇所あって、従業員は約100万人とされる。河南省の知事は、同省の豊富な労働力と安価な物流コストを“売り”に、Appleとのさらなる緊密な関係を探っているという。

 

Foxconnの中国工場は、iPhone/iPad向けの設備投資がかさんだことや労働者賃金の高騰などにより、ここ数年は営業利益率が低下しており、また、ブラジルに巨大工場を展開するなど、中国依存の脱却が見え隠れしていた。このような流れのなか、河南省トップが直接、Appleとの距離を縮めようと試みているようにもみえる。

 

2月13日には公正労働協会(FLA)がFoxconnの工場査察を開始しており、ティム・クックCEO自らも現地入りしていたようだ。