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Google、Safariの情報トラッキングを認める=「個人情報は収集していない」

プロテクトを回避して追跡Cookieを仕込む

Googleをはじめとする一部の大手広告会社が、AppleのiOS端末/Mac搭載ブラウザ「Safari」のプライバシー機能を迂回して広告Cookieを保存させ、ユーザの行動情報を収集していたとThe Wall Street Journalが報じていた件で、Googleのレイチェル・ウェットストーン副社長は「個人情報は収集していない」とAppleInsiderなどを通じて声明を出した。

 

同氏によれば、このCookieは広告のパーソナライズ化や+1ボタンを埋め込むために使用した技術であり、個人情報を収集する意図は全く無かったのだという。問題のサードパーティCookieは、Googleのサーバとブラウザ間でやり取りする一時リンクであるが、個人情報とブラウジングとを結びつけるシステムは存在しないのだと釈明した。

 

Safariのデフォルト設定では、サードパーティや広告からのCookieをブロックするようになっている。しかし、GoogleはユーザがSafariを使用していることを、目には見えないインラインフレーム(iframe)経由で確認して、フォームを忍ばせ自動送信させることにより、プライバシー設定に関わらず、端末上にCookieの保存許可を出すとされる。
こうしてコンピュータやモバイル端末にインストールされた“Tracking Cookie”は、12〜24時間で期限切れとなる一時ファイルで基本的に無害ではあるが、Webサイトへの訪問を間接的に特定可能となるため、プライバシーの問題が付きまとう。

 

Googleのケースでは、Googleプラスにログインしていればアカウントに関する情報を含み、ログインしていなければCookieがコンピュータ上に残る仕組みになっていた。

 

スタンフォード大の研究員ジョナサン・メイヤー氏らは、GoogleのほかにもVibrant Media、Media Innovation Group、Gannett PointRollが、この広告cookieを通じてユーザの履歴情報を追跡していたことを発見したとされる。なお、WSJの指摘を受けて、Googleは広告cookieの削除を開始した。