iPad 3用パネルは中国のネットで販売中=122.99ドル
3月7日の発表が噂されるAppleの次世代タブレット端末「iPad 3」のさらなる画像がリークしており話題となっている。以前リークした背面ケース同様、Appleのロゴマークしか印字されておらず、テスト生産用パーツとみられる。
Apple Dailyが掲載した「iPad 3」と「iPad 2」、初代「iPad」の背面カバーパネルの比較写真(写真下)によると、裏面エッジ部分のテーパー形状の丸み(テーパー角度)が若干ではあるが異なっているのが分かる。
傾斜部分が長くなったこともあり、カメラレンズの穴の位置が傾斜上にあるのも確認できる。また、情報によるとカメラ解像度が現行の1Mピクセルから8Mピクセルにアップグレードするようだという。以前の報道でも、カメラのマウント形状が違っており、iPad 2とは異なるカメラレンズが実装されるようだと報じられていた。
なお、今週末、MacRumorsが入手して話題となった「iPad 3」用と思われるパネルは、中国TrueSupplierのサイトで販売されていたものであり、122.99ドルで購入したそうだ。製品名は「OEM Apple iPad 3 LCD Screen Display Replacement」で、現在も販売されており、誰でも買うことができるのだという。
蛇足ながら、今まで登場したiPad 3の噂や予想をまとめてみた。
- 現地時間3月7日に米サンフランシスコで発表、その翌週(3月15〜16日前後)発売
- スクリーンはシャープ製9.7インチパネルLCD解像度2,048×1,536(264ppi)Retina ディスプレイ搭載(「IGZO」?)
- 4G LTE版の投入(CSフォールバック機能付き)
- 次期モバイルチップ「A6」搭載でCPU/GPU処理速度が大幅アップ(クアッドコア OR デュアルコア=コア数が4基になるか2基のままか不明)
- デバイスの厚みが1mm弱だが厚くなる(LEDバックライトシステムの刷新=デュアルライトバー採用?)
- Siri機能追加(日本語にも対応)
- スイッチ類、ホームボタン、内蔵スピーカー、ヘッドフォンジャックおよび30ピンDockコネクタはそのまま
- 大容量のバッテリパック搭載
- ロジックボードの再設計
- カメラ機能の向上(背面メインカメラは800万画素・ソニー製イメージセンサー?)
- iOS 5.1搭載(Facebook統合)
- Smart Coverの刷新
- 「iPad 2」は引き続き販売(値段引き下げ作戦)