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Apple、「iTunes Match」を2012年後半に国内で展開へ

Apple、iTunes Matchを2012年後半に日本で開始

「iTunes in the Cloud」を日本でもスタートさせたAppleだが、今年後半には有料版「iTunes Match」を日本でローンチする予定だという。

 

米Apple iTunes アジア太平洋地域 & カナダ担当シニア・ディレクターのピーター・ロウ氏がAV Watchとのインタビューで明らかにしたところによれば、価格や具体的な日程は不明ながらも「2012年後半に日本でもスタートする」予定だとされる。

 

「iTunes Match」は、昨年11月から米国において24.99ドルで提供されているサブスクリプションサービスで、CDから読み込んだ楽曲や音楽ライブラリ全体を「iCloud」に保存してiOS端末などで聴くことができる。その際、パソコン内の楽曲ファイルをスキャンしてiTunes Storeで売られている楽曲(1,800万曲)とマッチしたものはアップロードする必要はない。また、マッチした曲は、元のファイルのビットレートとは関係なく「iTunes Plusクオリティ」(256kbps、DRMフリー、AAC)で iCloud ライブラリに保存され、10台までのデバイスとコンピュータにiCloudから直接ダウンロードできる仕組みだ。
iTunes Storeで購入した曲データ以外も同期の対象となるのが特徴である。また、iTunes Storeの楽曲はすでに、256kbps AAC/DRMフリーの「iTunes Plus」品質での提供がスタートしている。

 

なお、クラウド上には最大2万5000曲を保存でき、iTunes Storeで購入した曲はカウントされない。また、利用にはApple IDが必要だ。