最近、Apple関連情報では当たらないことも多い台湾のITニュースサイトDIGITIMESだが、Appleのノートブックについていくつかの内部情報を報じている。
まず、「MacBook Pro」について。薄型軽量デザインに刷新されて、早ければ4月にも発売される可能性が指摘されている。投入されるのは13インチと15インチモデルで、初期出荷台分として90万台が用意されるという。17インチモデルの発売には触れられておらず、(これまでにもあったことだが)先に13/15インチが刷新される可能性があるようだ。
次に、「MacBook Air」について。サプライチェーン筋の情報として、Appleは14インチモデルの投入を模索しており、これはアジア市場、とりわけ中国をターゲットにしたモデルになるという。アジア地域は15インチよりも14インチの方が市場シェアが高いためだと指摘されている。
「MacBook Air」は現在、11.6インチと13.3インチモデルを展開しており、これまでの噂では15インチモデルが新たに投入されるのではないかとみられてきた。14インチモデルという噂はあまり聞かれていなかったが、次世代「MacBook Pro」がAirライクなデザインに刷新されるとみられることから、15インチモデルはProに譲ることになるのかもしれない。
問題なのはプロセッサだ。Intelは次期「Ivy Bridge」(開発コード名)の投入時期を今年6月に先送りする方針を示しており、Intelが過去に何度か行なってきたAppleへの“優遇措置”がなければ、ニューモデル投入も先送りされる公算が高い。