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IDC調査:Apple、2011年Q4国内携帯電話市場で初のトップに

国内携帯電話出荷の4台に1台以上がiPhone

IDC Japanは3月8日、2011年第4四半期(10~12月期)の国内携帯電話市場調査を発表し、iPhoneメーカーのAppleが初の首位になったと発表した(プレスリリース)。

 

IDCによると、第4四半期のスマートフォン出荷台数比率は、全体の64.7%にまで上昇し、『ソフトバンクモバイルとKDDI(au)から同時発売された「iPhone 4S」が、海外と同様、ユーザから圧倒的な高い支持を得た』という。Appleの国内メーカー別シェアは26.6%となり、同四半期における全携帯端末のうち4台に1台以上がiPhoneという結果になった。

2011年通年のスマートフォン出荷台数は前年比261.9%増の2,010万台に急拡大し、Appleは2011年通年でも初のトップ3入りを果たしている。

 

IDCは『スマートフォン需要は引き続き好調を維持する可能性が高いが、通信事業者間での販売奨励金の上積みによる販売競争の激化は、2012年後半に通信事業者の収益面においてマイナス影響を及ぼす可能性もある』と分析しており、スマホを主戦場に顧客獲得競争がさらに激化するとみられる。