現地時間7日に行われた新型iPad発表のプレスイベントに参加したThe Vergeによるハンズオンビデオが公開されており、パフォーマンスは明らかにサクサク感があり、SoCのGPUがクアッドコアになったアドバンテージが実感できるようだ(なお、CPUはデュアルコアのまま)。
また、若干ではあるが本体の厚みと重量が増したが、『持った感覚は前世代と変わらない』という。フィル・シラー上級副社長によると、「iPad 2」のドックとSmartCoverはそのまま新モデルでも利用可能だとされる。
また、LTE版の通信速度は下り実測で14〜15Mbps程度とされ、前モデルよりも通信パフォーマンスが向上。カメラは「iPhone 4S」のイメージセンサーから多くの機能がもたらされており、5枚構成のレンズと大きくなったf/2.4の開口部により、多くの光を取り込む仕組みに刷新されている。
Retinaディスプレイについては『これまでで最高』と賞賛しており、第3世代「iPad」を見てしまえば、競合他社製品や「iPad 2」へは戻れそうもなさそうだ。
新型iPad、内部メモリは1GBにアップ
また、The Vergeの情報筋によると、本日Appleより発表された第3世代の「新しいiPad」の内部メモリ(RAM)は、従来から倍増となる1GBにアップしていたことが分かったという。