最新iPad、Bluetooth 4.0テクノロジーをサポート
Bluetooth規格の策定などを行うBluetooth SIG(Special Interest Group)によると、Appleが発表した新しい第3世代「iPad」は、タブレット型端末として初の「Bluetooth Smart Ready」対応デバイスになるという。
省電力技術Bluetooth 4.0を標準サポートする「iPhone 4S」や「Mac mini」「MacBook Air」は、すでに「Smart Ready」デバイスとなっていたが、新たに第3世代「iPad」も同カテゴリに加わることになった。
新しい「iPad」は、マウスやキーボード、スピーカーなどの従来型機器にシームレスに対応するだけでなく、小型ボタン電池で稼働する心拍計や血糖測定器、万歩計、スマートウォッチなどといった「Bluetooth Smart」デバイスをサポートする。
今年後半に投入が予想されている「Windows 8」によって、多くのタブレット端末が「Bluetooth Smart Ready」デバイスになるとみられ、さらに、Bluetooth対応機器は2012年には20億台、2014年には30億台にまで拡大が見込まれいる。
新型「iPad」は「Bluetooth Smart Ready」ハブとして、電池交換不要のSmartデバイス対応やアプリのセキュリティ向上などが図られ、テレビなどのリモコンとして使用することも可能になる。
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